・容器に調整器を取り付けた状態でお引渡し致します。お客様での調整器の取り外しは出来ません。
（カップリング容器を除く）
・法律の規定に基づき消費設備の安全性を確認するため、容器の引渡し時並びに4年に1回以上の点検調査を行います。
点検調査の内容は以下の通りです。
①　設備の欠陥の有無を調べる外観検査
②　燃焼状況を調べる機能検査
③　ガス漏れの有無を調べる漏えい検査
④　調整器の性能を調べる性能検査（検査済みのものをお引渡しします。）
消費設備の管理責任はお客様です。［2］の守っていただくことの内容に基づきお客様が責任を持って管理して下さい。

お客様の責任となる事項は次の通りです。
①　下記の［2］の守っていただくことに反した場合。
②　消費設備の調査を受けなかった場合に生じる損害。
③　消費設備の誤った使用により生じた損害。
④　その他、法令によりお客様の責任とされる損害。
当社の責任となる事項は次の通りです。
①　法定点検の瑕疵により生じた損害。
②　その他、法令により当社の責任とされる損害。

［2］　守っていただくこと
1　ガス器具は必ずLPガス用のものをご使用下さい。
2　日常の安全管理はお客様の手で次のように管理して下さい。
・レンタルしたガス一式を第三者へ貸し出さない。
・容器は転倒、転落しないように措置して使用する。
・チャッカマン等で点火する時は、チャッカマンに点火した後で器具ガス栓を開き燃焼器に点火する。
・点火は火がついたことを必ず目で確認する。
・使用中は火気から目を離さない。
・常に青い安定した火で使用する。
・火気及び燃えやすいものの付近で使用しない。
・使用後は、器具ガス栓、容器バルブを完全に閉める。
・ゴム管は、ゴム管取付部の赤線の印まで差し込みホースバンドで止める。又、ゴム管にひび割れ等が発生していないか否かを時々点検確認し早めに交換する。
・ネジ等を取り外す必要のある燃焼器の掃除は行わない。
・その他の燃焼器の掃除は、器具用掃除器を使用する。
・三又は使用しない。
・容器を保存する場合は、直射日光・火気を避け風通しの良い屋外に保管する。（40℃以下を保つこと）
・容器を廃棄する時は、必ず当社にご連絡下さい。
・屋内で燃焼器を使用する場合は換気扇を回す、給気口を設ける等換気に充分注意する。
※上記のことをお守りいただけない場合、ガス漏れによる爆発、火災や一酸化炭素中毒が発生する可能性があります。

3　ガス漏れ等重大な欠陥が発見された時、危険と思われる時は次の事項を守って下さい。
なお、必要に応じて緊急時の連絡先に通報して下さい。
・ガス漏れの場合、次の手順で対処する。
　①　使用中の全ての火気を消す。
　②　電気設備、電気には手を触れない。
　③　室内の場合は、窓・ドアー等を開放する。
　④　当社に連絡し、点検を受けるまで使用しない。
・火災の時は、容器バルブ、器具栓を閉めて、火災の影響を受けない安全な場所に移す。
・地震の時は、容器バルブ、器具栓を閉める。
・風水害の時は、容器の転倒・流出を防止する。
・緊急時には、消防署及び当社に通報する。
4　消費設備の変更等はご自身で行わず当社にご連絡下さい。